アメリカ生活

ただでさえ悩みを抱える育児に食物アレルギーが加わると、もう限界!お手上げです。

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アメリカで、現役3人の子育てをしている為
育児に関する記事を、これまでに何本も書いてきました。

トピックも様々で、核家族子育てや、育児の大変さ、出産体験から
専業主婦でもたまにはアウトソースして家事・育児を休もう!的な記事まで、幅広く。

「核家族の子育て、もう無理。」の記事なんてのも
書いちゃっています。

今回の記事では

核家族の子育てに、食物アレルギーという新たな悩みが加わったら、もう限界です。の巻。


ただでさえ育児疲れ。そこに食物アレルギーが加わる悲劇。

私、もともとの持病が原因で小麦や卵といった食材にアレルギー反応を起こすようになりました。

他にも何十種類ものアレルギーが判明!!!!
ですが、目に見えて反応が出るのは今の所小麦粉。
そして卵も結構怪しいので、今さらなるテストのために卵を除去中。

そうです、子どもの食物アレルギーではなく、母親である私です。

ただでさえ大変な子育て・家事。
これに、アレルギー食を作ることを強いられます。

しかも子どもではなく、二の次でいい自分のために。

小麦と卵って、なんにでも入ってます。

小麦と卵が入っていないレトルトや冷凍食品なんて、もはや少数派。

今まで、子どもにはパパっと栄養のあるものを食べさせて、
自分は冷凍うどんでサっと済ます。

なんて日もあったのに
今ではレトルト・冷凍食品の数もかなり限られてストレスに。

うどんの代わりの十割蕎麦でいいじゃん。
と言われても、いちいち茹でる作業が面倒な時だってあります。
(冷凍そばは小麦粉入ってます・・・)

外出時にサっとどこかに立ち寄って外食することも難しくなりました。
これもさらなるストレス。

家で食べるご飯も、家族用・自分用の2種類作るのに加え
子どもたちが食べられるものや大人向けを作る作業が加わる日も。

あー、時間がない!
めんどくさい!
外食や冷凍で済ませたいのに、全部小麦・卵入ってるジャーン!

子どものことには時間をかけてもいい、と思えるけれど、
自分のためにアレルギー食を作り続ける労力に、ストレスを感じずにはいられません。


アレルギー対応食は倍の値段のくせして満足度50%

今まで知りえなかったアレルギー持ちの子どもの苦悩が今ではわかります。

もともと食べていて大好物だった
餃子、うどん、お好み焼き、焼きそば、ケーキ。

全部食べられなくなりました。

周りが食べていると、余計に辛くなります。

米粉で作ったうどん!のコシのなさ。
米粉で作ったケーキのズッシリ感。
米粉で作ったたこ焼きのフェイク感。

モッチモチのうどんが食べたい。
フワッフワのケーキが食べたい。
カリふわとろりのたこ焼きが食べたい。

アレルギー用食品があることで救われる日ももちろんあります。

ですが、一言言いたい。
アレルギー対応食って、倍の値段払って、えられる満足度50%。

高いのに、通常食の半分のクオリティー。
本物には勝てない。あ〜本物が食べたい。

大人なので、我慢できますが、
子どもが理解して我慢するって、本当に大変だと思います。
アレルギーのお子様をお持ちのみなさま、お察しします。


周りの理解と気まずさ

自分のアレルギー。

パーティーに呼ばれて、ポップコーンしか食べられるものがなかった日もあります。

小麦粉と卵って、本当に何にでも入ってます!

(あ、もちろん見越して、事前に家で食べてから行きます)

「小麦ダメなんでしょ?グルテンフリーのもの用意したよ」と
覚えてくれていて親切な方がいらっしゃっても、
パッケージを見たら「egg」が。。。

わざわざ私のために用意してもらったグルテンフリーのもの。
だけど卵もダメなんです、、、、とはかなり言いづらいものです。

パーティーやお食事会に行っても
アレルギー対応食の乏しさから
お腹が満たされることはないので、これも結構ストレスを感じます。

前は『わ〜い、パーティーだ!今日はご飯作らなくて済む!』
なんて息抜きの日だったのに、、、、。


買い物が面倒

グルテンフリーのパスタがあるお店。
卵・小麦粉不使用のパンがあるお店。
小麦粉・卵不使用の冷凍食品があるお店。

私にとっては、限られたアレルギー食生活を少しでも豊かにしたいので
お店をはしごする必要があります。

グルテンフリーパスタに至っては、10社くらいのものを試しましたが
家族も文句言わずに食べてくれるのは3社のみ。

これらを買うため、子連れで何件もはしごするのは、面倒。
この一言に尽きます。


外食ストレス

小麦・卵不使用のパスタが食べられるお店を夫が見つけてくれました。

なので久々に家族で外食しました。

マ、マズイ!

ブッチブチと切れるグルテンフリーパスタ。

ソースに溶け込んで、モサモサしているパスタ。

それなのに、アレルギー対応食ということで、パスタ1皿で$20。

た、高い〜〜〜〜!!!!!!!

前菜でアレルギー対応(小麦・卵不使用アイテム)はサラダのみ。
あ〜揚げ物食べたいな〜。と思っても食べられない。

食べたいけれど作るの面倒だから食べに行く外食。
外食でさえ、食べたいもの・満足するものが食べられない現実。

衣・食・住という言葉が存在するように、「食」は生活の基礎。

食べる、という生活の基礎。
その基礎に、かなりの制約がかかるので
かなりストレスを感じています。

3人の育児中、ということも加わり、スピード命!の生活。
それなのに、アレルギー対応食にスピード感なんて存在しません。

買い出しは数軒はしご。
冷凍できるアレルギー対応食をを自分で作り置きする。
外食しづらいので結局作るのは自分。。。

たまにズドーーーーンと感じる育児疲れに
アレルギー食のストレスが加わって、

もう限界です・・・

と感じずにはいられない日も、もちろんあるのが現実。

アレルギー持ち母の工夫:自分用のおやつを持ち歩く


さて、散々日頃のストレスを書き散らしましたが。
ここからは、アレルギー持ち母がやっている工夫を書きます。

ズバリ、自分用のおやつを持ち歩く。です。

休日のお出かけ。
平日子どもとのお出かけ。

子どものおやつは常に持ち歩いていますが
そこに、自分用のおやつを加えました。

これで、急に外食することになっても
自分だけ超空腹を避けることができます。

基本的に、腹持ちの良いナッツを持ち歩いています。


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まとめ:健康でいるありがたみ

3人の育児 x 核家族 x アレルギー持ち=もう限界、やめたい、誰か助けて。

とズドーーーーーンと落ち込む日も、もちろんあります。

でも、アレルギーが発見できて、アレルゲンを除去することで
取り戻せつつある健康へのありがたみももちろん噛み締めながら過ごしています。

自分がアレルギー持ちで育児中の方。
子どもがアレルギー持ちのお母さん。

本当に、なかなか理解されない大変さで、落ち込む日も多々あると思います。

今ある健康を維持するために必要だと頭ではわかっていても
心がついていかない日ももちろんあるでしょう・・・。

なんで私だけ?
なんでうちの子だけ?

たまにはマックで外食できればなんて楽でしょうか!
たまには、およばれする席で、なんの不安も感じず全部完食できたらどれだけ幸せでしょうか。
たまには、誰かが作ったご飯を、アレルギーに気を使うことなく食べられたら・・・。

そんな時、数々のブログで同じ悩みを抱えている人の存在を知り
勇気をもらったので、私もアレルギー持ちならではの悩みを

書き綴ってきました。


おうち英語教材