アメリカ大学生活

海外留学よくある質問集Q&A

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現在アメリカで3人の子育てをしているYukaです。


もとをたどれば、アメリカの大学へ進学したことで
私のアメリカ生活が始まりました。

留学にも短期・長期・交換・進学と様々な選択肢がありますが
私の場合、アメリカの大学に直接入学する形で留学→卒業しています。

この記事では、留学に関するよくある質問に
どしどし答えていく完全攻略質問集を書き上げました!!!!


Q. 留学で一番大変だったことは?

A. 外国語としての英語から、国語としての英語に慣れるまでが本当に大変でした。

日本でやっていた『英語』は、実は『外国語』としての英語だという事実。
つまり、アカデミックな内容の英語は、全くもって未経験。
日本で長文読解といったら、数ページ。
英語圏の大学では、100ページを明後日までに読んでこいなんてザラです。

Q. アメリカの治安は大丈夫ですか?

A. 場所を選べば大丈夫です。

きちんとリサーチをし、避けた方がいい場所を知ることが重要です。
日本のお住まいの地域でも、繁華街や溜まり場となっている場所は避けますよね?
それと同様、そういった地域を見極める力とリサーチ力がとても大事になってきます。

日本でもアメリカでも犯罪はあります。
ただ、巻き込まれないように、避けるべきエリアを知っておくことが重要です。

東京で凶悪犯罪が起きたからといって、東京全体の治安が悪いわけではないですよね。
アメリカも同様に、州内の市の中でも安全な地域、貧困層がくらす地域、お金持ちエリア、色々別れているので、細部までリサーチしてみてください。

Q. 日本人の少ない地域(大学)はどこですか?

A. 日本語で大学や地域の情報がたくさん得られるようであれば、日本人が多いのは間違いないと思います。
そして、日本の留学業者や日本の大学と提携を結んでいる大学はも日本人が在籍しているかどうかの目安になります。
日本から直行便で行ける地域は、やはり人気かと。

Q. 留学する前の英語力はどれくらいありましたか?

A. 私は中・高と公立に通い、義務教育開始と共に英語の勉強をはじめました。
TOEICは700点以上、TOEFLも大学の定める点数ギリギリ。
ただただ英語が好きで、グローバルのかけらもない田舎で英語を勉強していました。
英語に触れる機会は学校の授業、ALTの先生、進学塾(日本の大学受験用の)、あとは洋楽や英語音声でDVDを観たりしていました。

Q. 留学後の英語力はどれくらいですか?

A. 現在もアメリカ在住ですが、アメリカに4年留学した後の英語力についてお答えします。
アメリカで4年生大学を優等生で卒業。
日本の大手メーカーで通訳・翻訳。
数値化するのは好きではありませんが、TOEICは900点以上。
アメリカで教育実習をし、教員免許を取得。

医療や法律用語などの専門用語がわからない場合もありましたが
調べればわかる、というくらいの英語力になっていたと思います。

Q. アメリカの物価はどれくらいですか?

A. これもピンキリです。
日本でも、東京に住むのと、島根にすむのでは、物価が全然違いますよね。
そして同じ東京でも、六本木や世田谷、港区。
セレブなイメージの街に住むのとそうでないのとでは違ってきます。

これは、大学のInternational Center(留学課的存在)に聞いてみてください。

私の通っていた中西部の田舎の大学ではルームシェアで$300/月で借りていましたが
現在住む西海岸では、一室を借りるルームシェアで$1000/月なんて広告もみたことがあります。

リサーチ・リサーチ・リサーチ!です。

Q. 留学費用はズバリいくら?

A. これも本当にピンキリです。

まず、私立なのか州立なのか。
そして大きくて人気な街なのかそうでないのか。
大学ランキングにのるような大学かそうでないのか。

学校によって異なるので、各学校のホームページで調べてみてくださいね。

ちなみに、私はド田舎の、特に有名でもなんでもない州立大学に通いました。
日本の私立大学へ通っていた兄と同じくらいの費用でした。

Q. 留学先が田舎・都会のメリット・デメリット

A. 私の留学先はド田舎でした。
日本人はそれでも数十人いました。
田舎のメリットは、「アメリカ」がどっぷり味わえること。
日本食なんてほとんどないし、日本人に会わない日の方が多く、
必然的に現地に溶け込む必要がありました。
生活費が都会に比べて安いことも魅力。

田舎ならではの、人との距離の近さも、都会に住む今となっては懐かしいです。

田舎のデメリットは、飛行機の乗り継ぎ!
乗り継ぎ便しかないので日本に帰るまで24時間以上かかることも。
日本大使館が遠い。

現在は、アメリカの割と都会に住んでいます。
都会のメリットは、日本食がすぐ手にはいる。
大使館も近い。買い物・遊びの場所に困らない。
とにかく便利。

都会のデメリットは物価が高い。
日本語が話せるビジネスが多い(医者、弁護士、保険、車の整備士、不動産etc)ため、英語を絶対話さなきゃいけない!という機会が減るので、英語漬けになりたい留学期間中はデメリットかも?
(ただし、これが安全材料となり親の心配が減るのであればメリットなのでは)

Q. ホームステイ or 学生寮 (またはアパート)どちらがいいのか?Q.

A. 私は留学してすぐの2ヶ月ほどホームステイをしました。
留学業者を通さず留学したのですが、大学のInternational Centerに問い合わせ
ホームステイ先を紹介してもらってから渡米しました。

その間に住む学生寮を探しました。
学生寮に住んだ後は、
アパート暮らし、ルームシェアもしました。

ホームステイは、渡米間もない時にはオススメです。
避けた方がいい場所は、安全なエリアは現地の人に聞くのが一番。
オススメのレストランやお店も聞ける。
買い物に連れてってもらえたり、家に全てのものが揃っているので便利でした。

寮やアパートは一からものを揃える必要があり、その点はちょっと不便ですが
自由な生活は、やっぱりラクですね。

一番楽しかったのはルームシェアです。
たまたま良い子たちと住めたのはラッキーでしたが
ちょうど良い距離を保ち家族のような暮らしができたので
寂しさを感じることなく、楽しく暮らせました。


Q. 滞在先の探し方

A. 現地での滞在先の探し方は、一つ上の答えにも書きましたが、
まず、大学の留学課に問い合わせてホームステイ先を紹介してもらいました。

やはりどうしても治安やエリア情報は現地に行ってみないとわからない部分もあるので、
ホームステイをしながら、情報収集をしました。

ホストパパ・ママが、そのエリアに長く住んでいる人たちだったので
本当に色々教えてもらえて助かりました。

ホームステイを2ヶ月し、学生寮に住み、一人暮らしをして、
最終的にシェアハウスにすみました。

滞在先を探すのは、特別なサイトを使ったわけでもなく、
友達や友達の友達、クラスメイトなどなど
色々な人から情報収集しました。

Q. コミュニティーカレッジのメリット・デメリット

A. 個人的には、コミュニティーカレッジに通っていないのですが、コミカレに通って編入してきたクラスメートや友達の話からメリット・デメリットを書いていきます。

メリット:一般的にコミカレは授業料がとても安いので、
一般教養を取ってから、大学へ編入して授業料を抑えることができる。

デメリット:いきたい大学に編入出来ない可能性もある。
大学によってはコミカレの単位の変換が出来ない場合もあるので
しっかりとアドバイザーと相談しながら編入計画を立てる必要がある。

Q. 大学を選ぶ上で重視する点は?

A. 人それぞれなので、私が通った大学を選んだ理由を書いていきます。

  • 田舎であること(どうせ行くならザ・アメリカ!を体験したかった)
  • 授業料が安いこと
  • 教育学部がしっかりしていること(教育大学から総合大学に変わった大学だった点が気に入った)
  • 物価が安いこと
  • 日本人が少ないこと(どっぷり英語漬けになりたかった)

人によって、留学の目的が大きく違います。
留学先に求めるリストを作成することをオススメします。

Q. オススメの国どこですか?

A. かなり困る質問ですが、よく聞かれます。

この質問に至っては、『出直してこーい』と心の中でつぶやいています。笑

答えになってないですね。

Q. 日本の高校の成績が悪いのですが、高校の偏差値は加味されますか?

A. まさに私のことです。

高校での成績はとても悪く、下から数えたらトップ10になるのに!レベル。
地元では進学校として知られていた高校だったので、偏差値はそれなりに高い高校でした。
その中では本当に成績の悪さが目立つ。

でも高校の偏差値なんてほぼほぼ加味されないようです。

私は幸い、課外活動を多くこなし、全国大会で優勝したり、という経験もあったので
そういった成績以外の活動で成績の悪さがカバーできたのかな?と思います。

ちなみに、10段階評価のうち、2や3もたーーーーーくさんついていた、というレベルです。

進学した大学以外に、2校受験。
合計3校受験しましたが、全部合格通知をいただきました。

成績が悪い!という方は、課外活動やボランティア活動などをオススメします。

Q. 専攻は途中で変えられますか?

A. はい、私は途中で変えました。

私は教育学部の中で学科を変えたので、紙切れ一枚で手続き終了。
学科が変わっただけなので、単位を失うことにはなりませんでした。

でももし、教育学部から看護学科へ!というふうに
大きな変更をする場合、文系の単位が理系へ以降できない、ということもありえるかもです。

大学や学部によって異なるはずなので
大学のアドバイザーと連絡をとり、質問するのが一番早いです。

Q. アルバイトはできますか?

A. 基本的にできません。

学生ビザで入国しているので本業は勉強です。
今現在のルールは知りませんが、当時キャンパス内でのバイトは許されていましたので
キャンパス内で少々アルバイトしていました。

が、勉強について行くだけで必死だったので、アルバイトは本当に少しだけでした。

Q. ネイティブの友達をどうやって作るのか?

A. クラスメートから友達になったパターンが多かったです。
『今の聞き逃したからノート写させて><』

とか、『今度一緒に試験勉強しようよ〜』とか。

大学ではグループワークも多かったので、学校外で待ち合わせをして
課題をする、その流れでご飯食べに行く。

勉強がらみの流れで友達になった子たちが多かった気がします。

Q. 留学生活に車は必要か?

A. 地域によっては必要になってきます。
ただし、持っていなくても、友達に乗せてもらってしのいでいた人もたくさん見てきたので
多少不便かもしれませんが、車がなくても可能かもしれません。

私は、中古のオンボロ車を購入させてもらい
マイカーを所持していました。

(教育学部あるあるですが、実習期間が長いので、車は必要でした)

まとめ

海外留学についてされる質問をザーっとあげてみました。

留学する決断はもちろん、留学先を探すのはとても勇気がいりますよね。
事前にリサーチすることももちろん重要ですが、
現地に行ってからしかわからなかったことも多々ありました。

リサーチすることで不安を拭う。
でも、リサーチしすぎて不安になっても困る。

その塩梅が難しいところです。

この留学質問集。

これから留学を考えている方の参考になっていれば幸いです。




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