アメリカ大学生活

海外留学のために斡旋業者を頼むメリット・デメリット

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Japanery (ジャパンナリー) に足を運んでいただく方の中には
軍関係の方はもちろん、ありがたい事に
留学を考えておられる方も来てくださいます。

Japaneryの管理人である私は
高校3年生の夏まで、日本の大学受験の勉強をしていました。
自分の思いが抑えきれず、夏休みに進路変更。

留学斡旋業者を介さず、18歳でアメリカの大学へ単身留学します。

この記事では、留学斡旋業者を介すメリット・デメリットについてのお話です。


1)斡旋業者を通さないと留学できないのか?

そんな事はありません。
業者を全く通さず、留学する事は100%可能です。

リクルーターを通さず就職できるのと同じです。

ただ、リクルーターを介する事で、求人サイトでは見ない案件を紹介してもらえたり
仲介リクルーターという中立な立場から給与や条件の交渉が可能になる。


同じイメージを留学斡旋エージェントにも持って頂ければわかりやすいかと。

なのでエージェントを介さずとも留学は可能ですが
業者を通すと便利な面もたくさんあります。


2)留学斡旋エージェントは何をしてくれるの?


プランや会社、値段や期間によって様々ですが

○現地の学校の情報を教えてくれる。
○どんな書類やビザが必要なのかを、教えてくれる。
○代行で大学へ出願や代行でビザの申請などの手続き
○航空券などの手配
○滞在先の手配
○保険の手続き
○授業料の支払い代行

などなど、予算、行き先、期間、国、目的によって
様々なプランを提示・代行手続き・手配してくれるのが
留学斡旋エージェントです。

各業者によって、どこまでのサービスをしてくれるかは異なります。


3)留学斡旋エージェントを介すべきタイミング


一体どういう場合に斡旋エージェントを介すべきなのか。

○どうしても留学に対する親の理解が得られない場合
信頼できる仲介業者を通すと、安心材料になり、説得しやすくなります。

○言語が話せない場合
ガチの大学留学、でもない限り、英語をすでに流暢に使いこなせる方は限られると思います。
とにかく、英語は話せないけど短期でも良いから海外に行ってみたい!という場合に
留学のハードルを下げてくれるのがエージェントの存在です。

○留学先のリサーチに時間をかけたくない場合
まれに、大学院の研究生などとして、社会人の方が留学される場合があります。
その場合、社会人なのでお金に余裕があり英語力には問題ないが、
時間が限られている、という方も多いのが実情。

その場合は、エージェントを上手く利用する事で
時間を短縮できます。


4)留学斡旋エージェントを介すメリットとは?

○お金で安心を買う
仲介料・手続き代行料等を払えば、
ミスもなくビザの申請、滞在場所の選定などを行っていただけます。

トラブルがあっても、仲介役となり、違う滞在場所を探してくれたり
というアフターケアーが充実しているプランもあります。
初めての留学、初めての海外。という場合には
海外に対するハードルを低くしてくれる頼もしい存在です。

○リサーチする時間が省ける。
行き先・期間・目的・滞在先(ホームステイ、寮、アパートなど)・予算などを元に
様々な選択肢を提示していただけます。

○書類・諸手続きの時間短縮
この学校に行くにはどんな書類が必要なのか?
この国で滞在するにはどんなビザに申請すれば良いのか?
など、留学に必要な諸手続きの流れを把握されているので
自分で調べる時間を大幅に短縮できます。

○現地サポート付き、などのアフターケアが充実
業者によりますが、アフターケアが充実しているプランもあります。
現地スタッフが常駐しているケースの場合は
トラブルの仲介役、現地生活のサポート等、留学先のケアも充実。


5)斡旋エージェントを介すデメリットとは


○お金がかかる。

当たり前ですが、代行手続き等をして頂くので
その分の仲介料が取られます。
ある大手エージェントを伺った時、大学出願代行1校につき10万円かかると言われました。
ビザの申請も申請料とは別途、10万円かかると言われた事があります。

○肝心な時の英語力が身に付かない。

滞在先の手続き、ビザの代行、トラブルの仲介・・・して頂けるのは楽です。
ですが、その際に身に付くはず・覚えるはずの英語力が、
人任せにしている分、つきません。

『自分で全てしなければいけない』状況を、
日本で手続きをしている段階から感じておく事で
『私には留学無理だ』と早く気付くこともできると思うのか。

それとも『これなら私にだってできる!』という自信にさえ繋がります。

準備段階というのは、自分を試す期間のはず。

それを業者に丸投げする事で
失う事もたくさんあるのは事実です。

○はっきり言って、自分でできる。

エージェントにできて、自分にできない手続きというのは存在しません。
行き先の選定、行き先にどんな学校があって、授業料はいくらなのか。
行き先にはどんな滞在先が存在し、どんなビザが必要なのか。

語学力と行動力さえあれば、すべて自分で調べる事ができます。

各大学等には、International Student Officeという課が存在し
International Student Advisorという専門のアドバイザーも存在します。

そういう方達と、直接連絡を取れば、情報収集が可能です。

エージェントに仲介料・代行手数料を払ってまでしてもらうべきことなのかを
見極めるのも大事です。


まとめ

目的に応じてエージェントを介すメリット・デメリットを見極めるのが
時間・お金の有効活用につながります。

『時間をかけたくない事』と『お金をかけたくない事』をリストアップして
エージェントを使わなかったり、斡旋業者のプランのオプションを追加したり
自分なりにカスタマイズする事が大切だといえます。

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