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母、学校へ通う。夫は主夫に〜見えてきた感謝と過去への反省。

こんにちは、JapaneryのYukaです。

いきなり変なタイトルですが、
とある集中講座を受けるために1週間学校に通いました。

普段はいわゆる専業主婦です。
夫が働き、私が家のことや子供のことを担っています。

集中講座については追って記事にするつもりですが、
この記事では、期間限定で一週間夫が主夫となり、
母(私)が一週間学校に通っている間に見えたことや感じたことを
書いていきます。


一週間、母は学校へ通いました。

集中講座を受けるために、月曜日〜金曜日までの5日間毎日学校へ通いました。

授業時間は9時〜5時。
通学時間は片道2時間なので7時〜19時まで家を空けました。

最終日にはテストがありましたので、19時に家に着いた後は
復習、予習をするのに3時間費やした毎日。

その間、就学時の送迎、未就学児を家でお世話すること、家事の全てを
夫が担ってくれました。

(夫は、深夜やお昼寝時間に彼の仕事を回してくれました。
回りきらない部分は週末返上。私の学校が一週間の集中講座という
単発・短期だったので実現しただけです)


夫への感謝が募った瞬間

私は9時の授業に間に合うために、6時起床。
7時には出発するので、1時間で身支度、お弁当・朝食の用意を済ませて
ドタバタと通学しました。

子どもの準備、送迎、ご飯や掃除洗濯はほとんど夫まかせ。

といいつつ、この期間中彼も仕事をしています。(普段は在宅でフルタイム。私の通学期間のみ、深夜やお昼寝時間・週末に仕事をしてくれました)

仕事を回しながら、家のことのほとんどすべてを担ってくれました。
この期間中私が担った家事は子どものお風呂と朝ごはん・お弁当です。
(朝ごはんとお弁当作りの時にでた食器洗いは夫任せ)

終日の授業、往復4時間の通学の後、
家へ帰るとあたたかいご飯ができていました。


ご飯をサクっと食べ終わってお風呂に入った後は、
勉強、勉強。一通り予習・復習が終わり私が寝る前には
子供の就寝、食器洗いが終わっていました。

合計4時間の通勤は思ったよりも辛く(電車ではなく、車での通勤)
毎日ヘトヘトを通り超してヘロヘロ。

その状態で、家に帰ってからも、
予習・復習のために3時間ほど毎日費やしました。

疲れて家に帰って、あたたかいご飯があるって
本当に幸せだな〜と、それだけで感謝でした。

ヘロヘロになって帰宅後、
いつも一緒に過ごしている子どもたちの笑顔は
最高の癒しではありましたが、

正直なところ、最終日のテストに対するプレッシャーがあったので
一週間自分のことでいっぱいいっぱいで
優しく接することができなかったな・・・と反省する日もありました。

俺だって疲れてるのに、に耳を傾けられなかった過去の私にさようなら

私は普段、専業主婦です。
夫がフルタイムで働き、私が家のことを担っています。

仕事でヘロヘロになって帰ってくる夫に
今まで何度八つ当たりしたか数え切れません。

子どもが大変で大変で、夫が帰ってくると同時に
怒ってしまった日もあります。

『たまにはオムツ変えてよね!』と、
帰宅直後でヘロヘロの夫に言い放ったことだってあります。

たった一週間ではありますが
毎日、4時間の通勤、8時間の集中講座を受け、3時間家で勉強することで
ヘロヘロになってやっと家に帰って、
家でもやることがありいっぱいいっぱいの精神状態。

加えて『おい、たまには手伝えやコラァァァァ』的に当たられる辛さが
恥ずかしながらやっとわかりました。

(あ、夫には言われていません。過去の自分を反省しているだけです)

人間ですから、そんな日もありますが、
これからはなるべく、八つ当たりを少なく、優しさを増やそうと心に決めました。

4時間の通学時間は思ったよりも辛かった

私の夫は今でこそ在宅勤務ですが
往復3時間かけて通勤してくれていた時もありました。
(パソコンを使った勤務なので勤務時間はほぼ座っていました)
彼が帰宅し、夕飯を食べると『もうこれ以上座っていられない』と
すぐに席を立ち、ソファーで寝転び出すのです。

そのゴロゴロと寝転ぶ姿に
『いや、こっちだって一日中子ども追いかけて走り回って疲れてるし。
皿くらい片付けろよ』と
何度イラっとしたことでしょうか。笑

今回、私は8時間の集中講座をずっと座って受け、
その上4時間通学(車で)でもずっと座り続ける。
12時間座っているわけですから、
もう家に帰った頃には、もうこれ以上座りたくない。腰痛い。

と感じていた日もありました。

あ〜あの頃の夫は決して怠けていた訳ではないんだな。
と、やっとあの頃の夫の気持ちが少しわかった瞬間でした。

母、家に帰ってからもやることがあるプレッシャーに余裕なくす

8時間の集中講座、4時間の通学の後やっと家についても
一日は終わりません。

予習・復習・テスト勉強のため、
帰宅後には3時間勉強していました。(昼休みも勉強です)

『家に帰ってからも勉強しなければいけない』
というプレッシャーから

やれ子供の宿題だ。
やれ子供の就寝準備だ。
やれ夕飯の後片付けだ。

という普段のニーズに
全く全く対応できなくなっていた自分がいました。

大きな会議や
大事なプロジェクトの前になると
家のお手伝いをせずに
書斎へ向かってパソコンをカチカチし出す夫に
イライラする時もあった自分を反省。

『〜しなければいけない』というプレッシャーとともに家へかえる。
家に帰ってからも子供のニーズに付き合うというプレッシャー。
二つのプレッシャーに押しつぶされる・・・!!!!

と感じた日もありました。

夫さん、冷たくした過去の私を許してね。
これからは、八つ当たりしません、と宣言したいところだけど。笑

人間なので、完璧にはできないけれど。

イラっとするシステムがわかっただけでも
自分にブレーキがききやすくなったと思う。

夫が普段自分に感謝してくれる気持ちがわかった。

私の夫は、かなり感謝を言葉に表してくれるタイプなので
それに関しては、とても助かっています。

以前、昇進者を集めた夫の会社のパーティーで、
『妻の協力がなければできなかった』とさらりと
かっこいいこと言うようなタイプの夫ですが
あれは、心からそう思って自然に言ってくれたことだったんだな

と今更ながらに思います。

夫が一週間子供のこと、家のことをほとんどすべて担ってくれたおかげで、
私は一週間の集中講座に参加することができました。
4時間の通学時間でも心折れずに最後まで通えたのも

夫のことをあてにできたからです。

家に帰ってからきちんと宿題や予習・復習ができたのも
夫に任すことができる環境にあったから。

『ありがとう』と夫がいつも表していた言葉だけど
あ、こういう風にありがたいんだ。
いや、マジでありがたい。

と、逆の立場で、普段の自分の立場を垣間見ることができたのは
貴重な体験でした。

まとめ:一週間、学校に通ったメリットは修了証よりも大きい

私はこの集中講座にここ3〜4年ずっと通いたい。
挑戦してみたい。

と思い続けていました。

けれど、未就学児がいる生活の中で、平日に5日間、毎日12時間も家を開けるとなると
なかなか難しいのが現状です。

今回、よし、今しかない!と思い
恐る恐る夫に頼んでみたところ
秒でOKしてくれました。

自分の仕事に融通を利かせてくれて
私が学校に通った一週間は、仕事・家の事両方をやってくれました。

はい、正直一週間と言う期限付きだからできた事なのはわかっています。
でも、一週間立場を逆転させてみた事で
集中講座の内容はもちろんのこと。

人間として、親として、パートナーとして
少しだけ成長できたかな、と思ってもいない収穫があったので

記憶が新鮮なうちに、文字に起こしてみました。

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