JapaneryのYukaです。
Salesforceってなに？Vetforceって誰が受けられるの？
とググっている方。
おそらく軍関係の方が今、このブログを読まれていると思います。
セールスフォースと聞くと、営業職か？(SalesのForceだからという理由)と思い込み続けて●年。まさかまさか、膨大なデータを扱うデータ管理システムの会社だなんて知りませんでした。
元アメリカ軍人である夫がある日
『Vetforceって知ってる？現役軍人、Veteranやミリタリーの配偶者(spouse)向けのSalesforce Trainingらしい。』とふと言ってきました。
私はまず、『Salesforceってなに？』からのスタート。
ググってもイマイチわからない、からスタートした私のSalesforce Journey。
その記録を綴っていきます。
とりあえずググってわかったこと
数々の企業が業務をスムーズに進めるために取り入れているデータ管理システムであるということ。マイクロソフトのWordみたいなソフトだと思っていたら大間違い。
かなり複雑なカスタマイズができたりアプリを作れたり・・・・なんだかよくわからないけれど、Salesforceのエキスパート陣の育成が必要であるほど複雑なシステムであること。がわかりました。
（はい、この時点でも全くわかっていないレベルw)
はい、ワタクシ、実はそのレベルでVetforceと呼ばれるトレーニングに申し込んでしまったのです。
『わからないけど、面白そう！Veteranの配偶者(Spouse)でも申し込めるなんて本当にありがたい。え〜い、ポチっ！』
今まで踏み入れることを恐れてさえいた領域(テク系)の世界に、
足を、しかも両足で突っ込んでしまったのです。
Vetforceの申し込みに必要だったもの。
-自分の個人情報 (住所、誕生日、名前等)
– ID.meというサイトで軍関係者であることを証明されていること(私はveteran spouseなので、夫がこのサイトに前々から登録し、彼の軍関係証明(DD214)を承認されていた。)
のみでした。
Vetforceって何？
まずVetforceって何？ですよね。
Salesforceを学ぶプラットフォームをVeterans(まぁ簡単にいうと軍関係の人間)に与える。
それを略してVetforceと呼ばれているのかな？と思います。(推測)
Salesforceって触ったこともなければ聞いたこともないレベルだったのですが。
とにかくすごいCRM(Customer Relationship Management)ツールなのです。
今、かなり求められているスキルのようです。
(詳しくはSalesforceのサイトで見てください、日本語ありです)
退役軍人や、度重なる移動と引越しで就職に困っているその配偶者をサポートして
今、世間に求められているSalesforceのスキルを身につけるお手伝いしますよ〜的存在がVetforceです。
セールスフォースのトレーニングはどうやって行われるのか？
まず一言言っておくと、完全にセルフペース。
オンライン上で学ぶコースです。(かなり自己管理能力必要)
TrailheadというSalesforceから設けられているスペースを使います。
(これはVeteransだけでなく一般向けでもある)
Trailheadは一般向けであっても無料です。
が、試験にかかる費用、クラスを受講したい時にVetforceによって受験・受講料がカバーされます。
(テスト受験やクラスの受講は、Vetforceで自分が定めた目標のTrailheadを完了しない限りカバーされません)
Trailhead上で学習して、
Playgroundと呼ばれるダミーのセールスフォースプラットフォームで
実際に問題を解いていく感じです。
Vetforceのトレーニング進捗状況
さて、私は”Salesforce Administrator”を目標に設定してあり、
Vetforceがそのために設けてあるTrailheadには17あるモジュールがあります。
そのうち2つだけ終わらせた段階で
いやになってしまい、投げ出しました。(いやになった理由はまた書きます。)
そして月日だけが過ぎ、一念発起してまた勉強を始めました。
今回は本気でやってやると思い、
毎朝・毎晩。そして子供の昼寝時間を狙い勉強。
週末も勉強。
なんと10日間でTrailhead制覇。
Trailheadの制覇後、
オンライン、または通学のSalesforce Administratorを目指す人向けの集中講座の受講の
申し込みがVetforceを通してできます。
本来は$4500するコースが、Vetforceの負担でさせてもらえます。
集中講座、受けなくてもヨユ〜って方は、
クラスを取らずに受験できます。
私の現在の状況は、１ヶ月後に集中講座を受ける申し込みを済ませた段階です。
私がVetforceに申し込んだ理由
私は、かつてMilitary Spouseでした。
現在夫はシビリアンなので、今はVeteranのspouseです。
度重なる引越し、そして出産を経て、
いつのまには私の履歴書は穴だらけ。
職歴なんてあっちにポツリ。こっちにポツリ。
ボランティア活動をしたり、関係性のない仕事をしてみたり。
そんなことを続けているうちに、
なんともよくわからない履歴書が出来上がりました。笑
実は、それに対してかなりのコンプレックスを感じておりました。
最終面接までこぎつけても
「どうして職歴が転々としているの？』と聞かれても
ミリタリーのせいにはできず(なんかカッコ悪い言い訳かな、と思って言わなかった)。
そんな時にVetforceに出会ったのです。
You are the statistic
Salesforceのトレーニング中に、とある統計の話を見かけました。
Active Duty Military Spouseの失業率(unemployment rate)は16%。
そして、Underemploymentと呼ばれる不完全雇用率は実に70%越え。
こういった統計を目にしたのです。
新しい土地に行っては、就職活動をし、専門とは関係のない仕事についたり、
面接に受かった頃には、次のオーダーが出ていたり。
そんなことを繰り返さなければいけないSpouseたちの
就業問題はとても深刻なのです。
私は数カ月でやめなければいけなかった仕事もあります。
履歴書だけを見ると『続かない人』と思われるかもしれません。
私の知り合いのミリ妻に、22歳でUCLAの修士をとったとても賢い人がいました。
彼女は22歳で結婚してから10年以上一度も就職できていません。
そんな統計を目にした時、
「あ、自分って統計の一部なんだ(だったんだ)。
変えてみせるぞ。」
と思ったのが、本気でもう一度取り組もうと思ったきっかけです。
そして、もともと教育に興味があり教育関係の資格とは無縁のことはやりたくない
と考えていたところ、セールスフォースは教育関連のコンサルタントという道もあると知り
これならいいね！と思い、いま、勉強しています。
詳しくはセールスフォースのキャリアオプションを見てください。
まとめ
元ミリ妻として、自分の存在価値、キャリアに長年悩んできました。
もちろん今も悩んでいますが(笑)
Vetforceというプログラムを見つけ、新たな目標ができた今、
とりあえずやってみよう。
と、コツコツ勉強しています。
せっかく資格を取っても仕事に繋がらなかったらどうしよう。
と考える必要がないのは、Vetforceが私たちのようなミリ関係の人に
無料でトレーニングを受けさせてくれるから。
ありがたいチャンスだと思って
ただただ挑戦してみよう。
感謝の気持ちを忘れずに、資格取得に向けて
取り組んでいます。
追って、その後を綴っていきますね。
