はたらく

国境を超える転勤族!ミリ妻はどうやって仕事を探せば良いのか。

ミリ妻, 仕事, 探し方, 履歴書, 職歴, 米軍妻,

国境を超える転勤族

ミリタリー家族は数年に1度、転勤があります。
転勤といっても、東京から福岡。とかゆうレベルではありません。


カリフォルニアに行ったと思ったら、次は東海岸のバージニア。
やっと落ち着いたと思ったらハワイや日本、そしてヨーロッパ。
世界中どこでも転勤ありです。

ミリタリー妻の苦労

ミリ妻がぶち当たる壁。
それは転勤のたびに仕事を探さなければならないという事。


もしくは、転勤が多すぎて(夫不在が多いし)子育てに専念する方も多数。


転勤が多いので頼れる家族も近くに住んでおらず。
超核家族の子育ては、厳しいです。


日本でせっかく資格があったとしても、アメリカや他国では使えない。
20年のミリタリー生活を終え、子どもが巣立ち、さてどうするのか。

という壁にぶち当たるアメ妻の方、珍しくありません。

履歴書がとんでもない

数年に一度の転勤。
仮に職歴があったとしても、転職、引越を繰り返したおかげで
数年ごとに転々としてきた印象を与えてしまいます。


又は、ディプロイ・転勤・変な島への単身赴任・子育てで、家庭に専念して来た方も多数。
つまり、履歴書が白紙に近い。又は、履歴書がスイスチーズのように穴ボコだらけ、という事です。

私も実際、面接に行った時、
『どうして職歴がこんなに細切れなんですか?』と聞かれたことがあります。

では一体ミリ妻はどうやって仕事を探せば良いのか?

今日はNational Military Family Associationという団体が紹介していた記事を
日本語に訳し私なりに追記・まとめ、シェアしたいと思います。
元の記事はコチラ:Tips for Military Spouses: How to Land Your Dream Job!

1) 履歴書のブランクを埋める

ミリタリー生活では履歴書に穴ができてしまうのは避けられません。
というのも海外転勤や様々な条件が重なり一カ所に定住できないからです。


Spouse クラブや、イベントのボランティア、PTAの役員などに積極的に参加し
履歴書の穴を埋める事でアピールポイントになります。


ちなみに私は、ESLでアシスタントとしてボランティアをしていました。
特にアメリカではボランティアなどの課外活動を重要なポイントとしてみてくれます。
そのボランティアのおかげで、在宅の英会話講師として採用されました。

2) 履歴書を目立つようにしてみる

Aesthetically much better but I wonder what employers truly think of them...A good design makes a HUGE difference. Here are some tips to make your resume stand out.
 

個人的に、このトリックは使った事がありません。


仕事探しをする職種にもよると思いますが、このブログを書いた方は
グラフィックを使用する仕事に就きたいと考えられていたので
履歴書を、目立たせ、そして自分のグラフィックのスキルもアピールするためファンシーに仕上げたそうです。

3) コネを上手に使う

コネというと日本語的に響きが悪いですが(笑)
せっかくの転勤生活で出会った世界中の人との繋がりを大事にする、という事です。


このブロガーの方はHiring Our Heroesという団体に勤めている軍関係の知り合いにレジュメを送ったそうです。

そして会社に彼女のレジュメに目を通してもらえるように、レジュメを送ってもらったそうです。

ミリ妻や退役しシビリアンになった友人、ボランティアや学校のPTAで仲良くなった人が
いつあなたに転機をもたらしてくれるかわかりません。

アンテナを張り、ネットワーク作りをして準備をしておく事も重要かもしれません。


私の場合、在宅英語講師の仕事を他のミリタリー妻の方に紹介してもらいました。
彼女が『そういえばESLでボランティアしてたよね?英語教えられるよね?』と声をかけてくれたのです。

何となくしていたスモールトーク。
会話を覚えていてくれた友人が声をかけてくれる。
そういうチャンスが巡ってくるかもしれません。

まとめ

私の好きな言葉です。
“Luck is what happens when preparation meets opportunity”


Luck:幸運
Preparation: 準備
Opportunity: 機会・好機・チャンス


意訳ですが・・・
万全な準備があってこそチャンスが舞い込み、そしてそれが幸運・成功へと繋がる。

ミリタリーに振り回された生活をしていると
全く前進していないように感じる時もあるかもしれません。

転勤さえなければ。
夫さえ、いつも家にいれば・・・・

と身動きの取れないと感じる事もあるでしょう。
それを、前進できない自分ととらえるのか。

それとも苦悩の中でもネットワークを開拓し
勉強したり、色々な繋がりから学ぶ事をし準備する潜伏期間と捉えるのか。

ひょんな会話からビジネスチャンスや仕事の転機が訪れる事もある。
その為には準備を、環境を整えておく。

その捉え方一つ違うたけでも
今までよりすこ〜し充実した生活が送れるのではないでしょうか。

おうち英語教材