アメリカ生活

母、一週間刺激的な生活を送った後、廃人になる。

こんにちは、JapaneryのYukaです。

この間、期間限定で夫が1週間主夫となり、私はその期間中
集中講座に通ったよ
、という記事を書きました。

大学以来の、生徒としてがっつり学校へ通い、
その期間中クラスメートと友達になる。

誰のとこも時間のことも気にすることなく
一週間好きで興味のあることに没頭できた
夢のような時間でした。

集中講座が終わり、月曜日。

私は廃人になりました。笑

その時のリアルな気持ちを忘れないうちに綴っておきます。


一週間の学校生活が刺激的だった理由

普段は専業主婦をしておりますが
一週間だけ無理を言って、夫に主夫を担ってもらい
たった一週間ではありますが、学校へ通いました。

刺激的だった理由は3つあります。

1. 子ども関係以外の友達ができた

長らく仕事環境から離れていた私にとって
子どもという共通のつながり以外のところで
つながりを持てた、ということが想像以上に嬉しい事でした。

一緒にお弁当を食べながら話す。
わからないところをお互いに聞きながらテスト勉強に励む。

難しいことがあればお互いに励ます。

私の知らない人生を送ってきた人たちの話を聞ける。

1週間が終わった今、別に彼らとベストフレンズでいようとはおもっていません。
気の合う人もそうでない人ももちろんいました。

最近では子どもという共通点でしか
誰かと知り合いになることがなかったので

ただただ、私という一個人の興味の勉強を通じて
誰かと知り合いになれた。

そのことが、かなり刺激的でした。

2. 完全に自分のさじ加減で時間配分ができた

ラッシュアワーの渋滞があったり
休み時間じゃないのにトイレに行きたくなってしまったり
クラスメートが話しすぎて授業時間が押したり。

もちろん自分のコントロールできないこともありました。

でも、家では細々、途切れ途切れに何かに追われた生活をしているので
没頭して勉強できる環境は、ありがたく噛みしめる時間でした。

お弁当の中身を誰かに取られたり、
自分はトイレに行きたくないのにトイレに行かなきゃいけなかったり
勉強している間に、誰かが私の生活圏内を汚しているわけでもない。

ただただ自分のこと、自分のことだけを考えて(もちろんクラスメートや先生への配慮はしますが相手は大人ですw)行動できた。

3. 大人になって学べる幸せ

私、学生時代は教科によって欠点がついてしまうほど
勉強が嫌いでした。

目指していた高校に入れた時点で緊張の糸が切れ
勉強という行為自体に全くの興味が持てませんでした。

大人になり、専業主婦として長年やってきたからこそ
このタイミングで新しいことを学べるということが
いかに恵まれていて幸せなことであるか。

そんなことを考えながら受ける授業は、10倍にも20倍にも身になったのです。

最近は、専業主婦でいることに
疲れたり意味を見出せなっていた時期でもあるので

正直主婦をやってきた自分の考え方や目線なんて
役に立たないんじゃないかという、変なネガティブさが募っていました。

ですが、聞き入って私の考え方や経験を聞いてくれる人がいた。

私の通ってきた道の経験でも
積み重なって自分という人間ができている。

そう思えるだけで、大げさかもしれないけれど
私の中では大きな自信になったんです。

刺激的な生活が終わってみて

1週間という短い時間でしたが
専業主婦という普段の仕事から解放され

1週間フルタイムで学校に通う、という新しいことにチャレンジをしたわけですから
そりゃーもう言葉では表せないほど刺激的でした。

それだけでなく、いかに自分か専業主婦というポジションに対して
疲弊していたかを痛感しました。

英語にこんな表現があります。

“100% (or fully) utilized”

ビジネスシーンでよくつ変わる表現で
いっぱいいっぱいで余裕がないことを指します。

例えばサラリーマンが長年同じ仕事をこなし、
仕事のボリュームを片付けるだけで精一杯。
新しいことに挑戦しようともできないくらい
やらなければいけない普段の業務だけで時間が過ぎていく。

そんな状態のことをI am fully utilizedと言います。

本当は研修に行って新しいことを学んでみたい。
新しい業務にチャレンジしてみたい。
そんなことが叶わない状況にいる状態です。

専業主婦という立場に自分を置き続け
自分という存在を無視し続け、淡々と主婦の仕事をこなしてきたはいいが
自分のやりたいことなんて『今は到底できない』と決めつけ
忙しいことを理由に挑戦するのを諦めてきた自分。

エェーイ!と一歩踏み出してみると
そこはとても刺激的な世界でした。


主婦だって新しいことに挑戦してもいいよね。

そう強く思えた刺激的な一週間でした。

母、廃人になる。

とはいえ、一週間が終わり
月曜日になると現実が待っていました。

あ〜先週の今頃は授業であんなことやこんなことについて
熱く討論してたな〜と考えてしまう1日。

戻ってきた平凡な毎日がとてつもなく長くつまらないな・・・

と感じてしまうような、やる気の出ない1日となってしまったのです。
まさに抜け殻。

これからどうする?

Youtubeを見ていると
キングコングの西野さんが


『なんか大っきい仕事ある時は、終わった瞬間にもっと大きい仕事入れてもうとくねん。
そうじゃないと、やる気がなくなってまうもん』

とおっしゃっていたんです。

ほんまその通り。

たまにはゆっくり立ち止まることも必要な場面もありますが
この場合、私は大きなこと(私にとって一週間家を開けることはとてつもなく大きなこと)
が終わってしまって、終わった直後の月曜日は、廃人になってしまったのです。

西野さんの言葉をアドバイスに、まずは新たな目標を期限付きで立てました。

さて、持ち直せるかな、私のモチベーション。

ということで今日は、一週間刺激的な生活を送ったら、母ちゃん月曜日は廃人になっちゃったよ、っていうリアルな気持ちを綴ってみました。


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