こんにちは、Yukaです。
最近英語教育に関する記事を書いていたので
今回は、英語習得において課題である『発音』を上達させるために
誰でもできる、1つのコツを紹介します。
LとRの発音区別ができない。
Thの発音ができない。
とにかく発音が苦手。
そんな人でも誰でも必ず上達の一歩になる
1つのコツを紹介します。
*この1つのコツだけでネイティブのようになる!というものではなく
あくまでも、誰でも続けやすい、挑戦しやすいコツのうちの1つです。
発音記号をあなどるな!
さ、『発音記号』というワードが出てきましたね。
うわ、発音記号がコツかよ。
ならもう読みたくない。と思ったあなた!
もう少々お付合いください。笑
発音記号とは、辞書を検索した時に出てくるアイツです。
そうAppleと検索すれば /ˈæpl/
と出てくるアイツです。
aとeが一緒になったコイツæはなんやねん!と突っ込みたくなるのが発音記号です。
発音記号の仕組みがわかれば発音マスターにも近づけるのですが
それは興味がないとできないことなので今回のコツではありません。
発音記号の中に出てくる『ˈ』コイツが今日のメインです。
これはアクセントと言って、その単語のどこが強調されるか、ってやつです。
日本語なら
アメ(飴)
アメ(雨)
というふうに、発音の強調位置が違うだけで意味が異なる単語が出てくるほど、
アクセントを置く部分は重要になってきます。
アクセントの位置なら発音記号が読めなくても辞書の『ˈ』を見るだけでわかるので
とってもオススメの発音上達方法です。
アクセントの位置なんてどうでもよくない?
そんなアクセント強弱なんでどうでもよくない?と思ったあなた。
実はアクセントって聞き手にとって重要です。
この記事を書こうと思った理由に
日本人が英語を頑張って話している、という上達系Youtubeを見た時に
残念なことに、アクセントの位置が違う単語がありすぎて
内容よりもそっちが気になったという裏事情があったのです。
一見簡単なAwardという単語。
『アカデミー賞』とかに使う賞という意味を持つawardという単語。
アウォードと読みます。
そのYoutuberさんはアウォード、つまり『ア』の部分にアクセントを持ってきておられました。
でも発音記号を見ると
/əwˈɔːd/
アウォードと、『ウォ』部分にアクセントがあります。これが正しいアクセントです。
でもそれくらいで本当に聞きづらいのか?
というのを日本語で検証してみましょう。
例文)
昨日急にアメが降ってきたけれど、傘を家に忘れたの。
だからアメで服がびしょ濡れになって、アメの中家に帰ったよ。
家に帰ったらアメが止んだけどね。とんだアメ女だ。
出てくる『アメ』を、雨ではなく飴の発音で聞いたら
なんか文章内容よりも、アクセントの間違いの方が気になりませんか?
私は気になります。
発音記号が読めなくてもアクセントをまずマスターせよ
それではいくつかアクセントの実例を挙げて練習していきましょう。
イベント=event=ɪvént
イベントというアクセント位置です。
次は少しトリッキーな単語です。
エコノミー=economy=ɪkάnəmi
エコノミーというアクセント位置です。
ところが
エコノミックに変わるとアクセント位置はどうなるでしょうか?
エコノミック=economic=èkənάmɪk
エコノミックというアクセント位置に変わっています。
このように、ちゃんと調べて知っておけば
同じような単語でもアクセント位置の違いにも気づけるのです。
まとめ
発音記号はある程度の勉強(知識)が必要ですが
アクセント位置は、辞書を見てすぐわかるので
本当にオススメな発音練習方法です。
最近の電子辞書は発音を読み上げてくれる機能もあるので便利ですよね。
インターネット上に存在するウェブ辞書系のサイトでも
単語を入力すると、意味と発音記号、そして発音を読み上げてくれる便利なサイトもあって
ますますこのコツは初心者でも誰でも簡単に
英語の発音が上達できる1つのコツです。
まずはやってみてください。