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キンダーに就学できる年齢は何歳?いつ申し込めばいいの?[アメリカ幼稚園]

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8月に入り、アメリカ国内では続々と新学期(新しい学年)がスタートしています。
キンダー(Kindergarten)に新しく入園(入学)するのもこの時期。
ひときわ目立つピカピカの亀の甲羅のような
大きなリュックを背負っている可愛い光景を見ます。

この記事ではアメリカでキンダーに入るには申し込みがいるのか?
いつ申し込めばいいのか?何歳から入れるのか?
などの疑問をを書き留めていこうと思います。

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キンダー(Kindergarten)は義務教育なのか?

アメリカでは地方分権が進み、州ごとに全く異なった法律が存在します。
教育に関する法律や規定も同様で、キンダーから義務教育というわけではない地域もあります。ただキンダーから授業料無料で公立の学校に通える地域がほとんどで
キンダーから通い始める人が多いです。

必ず学校に通い始めないといけない年齢(通わないのであればホームスクールとして登録しなければいけない年齢)というものが存在し、それも州によって異なります。
ある州では8月1日までに5歳であれば9月からキンダーへ通える。
ある州ではキンダーは5歳で就学できるが、義務教育(必ず学校へ通わせないといけない年齢)は8歳から。と州によって大幅に異なります。

調べ方は、自分の住む学区に連絡するのが一番です。
義務教育の年齢の調べ方:『 What is the compulsory school age?(義務教育の年齢は?)』と聞いてみましょう。
こちらのリンクで州ごとの就学対象年齢、義務教育開始年齢等が記載されています。
(参考として。必ずご自身で学区や州の教育委員会に問い合わせる必要あり)


キンダー入学対象年齢は?

上記同様、州ごとに対象年齢や時期が異なります。
日本のように統一で3/31日までに誕生日を迎えたものが4月から入学できる、というシステムではありません。
誕生日の時期の規定が州や学区で異なるので自分の住む学区へ連絡するのが一番です。
その際『What’s the cut off for Kindergarten?』や
『What’s the district’s entrance age for kindergarten?』などと聞いてみるといいでしょう。

5/31日までに5歳、8/1までに5歳、8/31までに5歳・・・と全く異なります。

また、対象年齢の子供の家庭に連絡がくる、というわけではなく、
あくまで自己申告の場合が多いようです。
就学年齢に達する子供がいる場合は、事前に就学年齢(誕生日)を確認しておくとベストです。(特に夏生まれは要注意)


キンダーに申し込む時期は?

こちらも学区・州によって異なります。
経験談からいうと、知り合いのお母さんに
『そういえば、今週キンダーに申し込む時期だよ』と
教えてもらっていたので、私は、助かりました。笑

学区の改定が行われた年だったので例年より2ヶ月ほど早い申し込みでした。
もし学校・学区のfacebookページがあれば、事前に入っておくと便利です。
申し込み時期や学校からの連絡を載せている場合があります。

一番確実な方法は、『When is the registration for Kindergarten next year?』と
10月〜12月くらいに直接学区に問い合わせて聞いてみると良いと思います。


キンダーは半日?丸一日?

キンダーは半日の州もあれば、丸一日の州もあり。
そして学区によって半日か丸一日かを選択させてくれるところもあり。
こちらもばらつきがあります。

確実な方法は、学区に問い合わせること。
聞き方は
『Is it going to be a full day kindergarten or half day?』や
半日のオプションがあるか聞きたい場合は『Do I have a option for switching my kid to half day?』と聞くこともできます。

Full dayで一日
Half dayで半日です。


キンダー申し込みに必要なものは?

こちらも州や学区で異なりますが
基本的な重要書類は
– 出生証明 (Birth Certificate)
– 予防接種の記録 (Immunization Records)
州によっては予防接種の証明がなければ入学できない場合もあります。
(こちらのリンクを参照;詳しくは各自で学区に問い合わせしてください)
– 光熱費など、学区内に住む証明ができる郵便物


まとめ

基本的に州・学区ごとにルールが全く異なり
各自で事前に問い合わせ・調べる必要があります。

引っ越す場合も同様、事前に引越し先の情報を集めておくことが
新学期をスタートさせるために必要です。

日本で育ったものにとって、同じ国でここまで制度が違うということに慣れませんが
新たな面白い発見だな〜と思いこの記事をかいてみました。

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