アメリカ生活

実録:10日で1000個捨てチャレンジの絶大なる効果

1000個, 1000個捨て, 断捨離, 結果, 10日チャレンジ, こんまり

突然ですがわたくし、

1000個捨てきりました!

途中経過はこちら↓
とりあえずやってみた:1000個捨てチャレンジの途中経過(500個)


『片付けなさい!!!!』と言い続けることに疲れた


5人家族でも、スッキリした空間で暮らしたい。私の夢です。
でも現実は厳しいです。

脱ぎ捨てた靴
置きっ放しのカバン
出しっ放しのおもちゃ

早く片付けなさーい

が口癖のガミガミ母ちゃんです。

そんな自分がとても嫌でした。

1年前、思い切ってこんまりさんの著書通りに片付け祭りをしました。
彼女が言う、「ときめく物」、というと漠然としています。
ですが「日々の暮らしに本当に必要なものを見極める」作業だと私は思っています。

しかしながら1年後、なんだかまた「片付けなさーい」のガミガミ母ちゃんが戻りつつあったのです。


10日で1000個捨てました


私の師匠(←勝手w)こんまりさんによると、
片付けは短期間で一気に、しっかりと、確実に行うことがポイントだそうです。

その言葉通り、1年前に片付け祭りを10日間で終わらせました。
今回は、片付け祭りほどではないものの、10日で1000個処分します!
(目標を定めないと終わらせられないので)


1000個捨て終わって気づいたこと


気づいたことが1つあります。

それは、「ライフスタイルの変化にともない、必要なものも変化することに気づく」ということ。

もっと噛み砕きます。

私は1年前にこんまりメソッドで片付け祭りをしました。
でも1年後の今、なんだかまだまだスッキリしないなぁ・・・
こんまりメソッドはリバウンドゼロなはずなのに、
1年前の片付け祭りは失敗だったんだろうか?と少し落ち込みました。

でも、失敗じゃないんです。

1年前はまだ赤ちゃんが小さく、日々の暮らしを便利にしてくれるグッズを必要としていました。

核家族なので、頼れるものには胸を張って頼りました!!!

それらのグッズ、今は必要ありません。

1年の時間を経て、お役目終了となったのです。

1年前と今とでは、子どもの年齢がまず違います。
それだけで、必要なものの種類や数に大きな変化が出ます。

1年前は必要でも、今は必要でなくなった。

断言できます。
片付け祭りをやっても時間とともにスッキリしなくなってきたと言う方、
それは失敗じゃないです!!!!

そういった変化に気づいてあげることこそ、片付け祭りの延長戦なのです。


1000個捨てチャレンジ後半戦は何を捨てたのか?


とりあえず、前半戦の500個処分できた時に書いた記事はコチラ
前半戦は、古くなったもの、使わなくなったものをメインに処分しました。

では、後半戦の500個は一体何をすてたのか?

  • DIYの道具やペイント (1年前は使っていたが、もうDIYが終了して必要なくなったもの)
  • 使わないシャンプーや化粧品など(寄付)
  • 思い出品 (写真、手紙、書類、昔の思い出のもの)
  • アクセサリー
  • ベッドシーツ
  • 数を減らす(コップ、お皿、タッパー、日用品、服etc の数を減らす)
  • 前回の片付け祭りでは家族が捨てさせてくれなかったもの

寄付をうまく利用する


1000個捨てる、と書いていますが、
リサイクルや寄付もこれに含みます。

私は、近所にあるGoodwillへ、5回通いました。
(ミニバンのトランクがいっぱいになるまで積んで5回分です)

Goodwillでは無料で必要なくなったものを引き取ってくれます。
売るわけではないので、お金にはなりません。

でもゴミとして捨てるにはもったいないものを、引き取ってもらえるのは
とても助かります。

そしてそれが、必要な人の手へ渡るシステム。


本は図書館へ寄付


私は本が大好きで、今回も100冊ほど処分しました。
これらの本は、図書館へ寄付として持っていきます。
(とても喜ばれますよ!)

図書館の本として今後活躍するものもあれば
図書館主催のBook Saleに出され、
その売り上げが図書館の運営資金に充てられたりします。

本は腐るものではないので、売りに出すことももちろんできます。

でも図書館をよく利用する身としては、
運営資金の微々たる額でも足しになってほしい思いがあります。

なので、毎回本は基本的に図書館へ寄付しています。


1000個捨てた絶大なる効果:1000個を見える状態にする


色々な効果は前回の記事に書きました。

ですが、今回1000個捨てた中でも一番嬉しかった効果はズバリ:

「家族が片付けに敏感になった」ことです。

こんまりさんの言い回しを使うと、家族の「ときめき感度」が上がった。

その方法は

玄関先が埋まるまで、とりあえず捨てるものを置く。

ゴミ・寄付・リサイクルのものを一旦玄関先が埋まるまで置きます。
ある程度溜まったら、ゴミ・リサイクルの日にそれらを出し
寄付へ持っていきます。

それまでは玄関先がまるでゴミ屋敷。

配達のおじさんやお客さんにももちろん見られました。

でもいいんです。
私は家族のため、自分のために胸を張って断捨離中ですから。

お役目終了のものを、一番目立つ玄関先に置くことで
(↑ゴミ出しの日までの限定ですが)
『これだけお役目終了のものと一緒に暮らしていたのか・・・』と言うある意味の
ショック感が植え付けられるからです。

そしてよく見える玄関先に置くことで
『早く処分しなきゃ』とモチベーションが上がります。

だってせっかく処分したのに、ガレージに一旦置くと、
そのままにしてしまいそうじゃないですか?

ゴミ屋敷のような玄関先とは対照的に
必要のないものがなくなった部屋たちの暮らしやすさのギャップといったらもう。

このギャップで、家族のときめき感度が上がってきました。


断捨離=ミニマリストである必要はない


1000個捨てる前、
『1000個も捨てたらミニマリストになっちゃうのかな』なんて呑気なことを思っていました。

でも、そうじゃないんです。

シミのついた服
片っぽどっかいった靴下
賞味期限切れのもの
壊れた家具
出番がなくなったベビー用品

こういった必要なくなったお役目終了のものを改めて見極めて
本当に必要なものに囲まれた暮らしをする。

1000個、今までより管理する数が減ったけれど、
だからってミニマリストではありません。

なくても生きていけるけど、あると便利なものもたくさん持っています。

自分の生活を豊かにするものと、そうでないお役目終了の境界線を作ることが大事なのです。


まとめ


1000個捨てると、今までより、少し暮らしが豊かになります。
今までより、少しでも「片付けなさい!」と言う回数が減ります。
今までより、少し、片付けに費やす時間が減ります。

1000個捨てチャレンジをオススメする人はこんな人:

  • 断捨離をとりあえずしてみたいけど、方法がわからない人
    とりあえず1000個捨ててみてください。自信がつきます。
  • 家族の人数が多い人。
    1000個って家族の人数が多いと、ハードル低いです。
    私は5人家族、10日で1000個捨てました。
  • 一度片付け祭りをしたことがあるけれど、もう一回スッキリしたい人
    あなたの片付け祭りは失敗じゃありません。時間とともに変化したライフスタイルに気づけるいいチャンスです。
  • もうすぐ引っ越す人
    引越しを控えているのでものを減らしたい人にはぴったりです。
    1000個というゴールを設定することで、モチベーションを保てます。断捨離, こんまり, 1000個捨て, 1000個捨てチャレンジ, ときめき

関連記事:
とりあえずやってみた:1000個捨てチャレンジの途中経過(500個)

断捨離しても『時間がない』『満たされない』本当の理由

断捨離でおもちゃを捨てまくった結果

おうち英語教材