Do It Yourself、略してDIY。
意味合い的には『自分でやる』
一昔前は『日曜大工』という言葉が使われていたように思いますが
今やDIYは一般的用語としてつかわれています。
この記事では、最近生まれて初めてペンキで壁の色を塗り替えた私が
アメリカで壁の色を塗り替えたことのない方へ
『初めて壁の色をペンキで塗り替えるのに必要なものリスト』をお送りします。
用具編
- Painter’s Tape
こういうテープ見たことありますよね。
壁と天井や、床と壁の境目をきっちり分ける役割を果たしてくれます。
マスキングテープのように、剥がれやすいです。
1.88インチのものが一般的なガムテープのような幅です。オススメブランド
『 FROGTAPE』です。目印はカエルのマークに緑のテープ。
ちなみにScotchというセロハンテープでおなじみのブランドも試してみましたが
『 FROGTAPE』より若干粘着力が弱く、テープが切れやすいです。
まぁどっちでも大丈夫ですが、私はFROGTAPEが使いやすいな〜と感じました。
Paint Tray
これは特にオススメブランドはありませんが、必要なアイテムの一つです。
使い捨てれるし、紙皿とかでイケちゃうかな?と思っていましたが大間違い。
深い部分にペンキがたまるようになっています。
溝がいい仕事してくれるんです。
ペンキをつけて、溝でクルクル〜と回してペイントをうまく広げてくれます。
*重要*
次の項目にも書きますが、トレイにつけるライナーは必ず買ってください。
- Paint Tray Liner
こちらも特にオススメブランドはありませんが、必ず揃えておく必要のあるアイテム。
ペイントのトレイとサイズの合うものを購入してください。トレイに装着するプラスチックのライナーです。
これがあることによって、ライナーを使い捨てし、常に綺麗なペイントを使用できます。ペイントの色が変わったり、
日をまたいでペイントをするときなどに便利です。
- Paint Brush
ローカルのお店で、真ん中くらいの価格のブラシを買いました。
個人使用には、安すぎず、高すぎず、くらいの価格感でちょうど良いと思います。
オススメは、1.5インチくらいの斜めブラシと、2.5インチくらいの斜めブラシです。
斜めブラシが使いやすいな〜と思いました。
- Paint Roller
塗る壁の面がスムーズか、デコボコか、でローラーの部分の素材が違います。
お店で説明書きを見ながら決めてください。
だいたい1部屋分(1色分)が終われば、ローラーの部分を取り替えるので
自分の壁・ペイントに合うものをためしてみてください。
私は、写真に見るような、基本サイズのものと
そしてミニサイズを小回りを利かせたいエリアに使い分けて使用していました。
- はしご
天井に手が届くくらいの高さのはしごを用意します。
(天井と壁の境目にテープを貼る作業が大変!)
ただし、大きくて重いはしごは作業をするのに辛くなります。
特に、トイレなどの小さなエリアをペイントする時は、大きなはしごだとかなり作業しづらいです。
- Painter Drop Clothキャンバス地の布です。
ペイントしているエリアの床や、ペイント缶やツールを置くエリアなどに敷いておくとかなり重宝します。
(どれだけ気をつけてもやっぱり、ペイントが床につきますよ〜)私の家は大きくないので、5ft x 5ftくらいの小さめの布を買いました。
ダンボールを使ったりもしていましたが
布なので畳めるのが便利でした。
- ハンマー
シュっと出っ張っている部分が、細いものをチョイス。
そうすると、ペイント缶を開ける道具としても使えるし、
さらにペイント缶を閉めるときに、ハンマー部分でバンバンとして閉めます。
あると便利です。
- Sanding Sponge
サンドペーパーでも良いのですが、スポンジにサンドペーパーがついてあるもの。
ヤスリをかけるとき、スポンジだと圧が均等に入るので良かったです。
壁の穴をPuttyで埋めた後にヤスリをかける用途で使います。
- Paint Putty (Spackling)
壁に穴が空いているときに、埋めるために使います。
紙粘土みたいなものです。
この商品は、乾くとピンクから白に変わるので、使いやすかったです。
- Putty Knife
穴を埋めるペーストを穴に入れたあと、このフライがえしのようなものを使って
スムーズにします。
ペーストを穴に入れ、このPutty Knifeでスムーズにした後、ペーストが乾いたのちにヤスリをかけます。
- おしりふき (Baby Wipes)なんでおしりふき?と思うかもしれませんが、あるとかなり便利。
ペイントが垂れたり、少しこぼしてしまったり、
濡れたおしりふきがとても使えました。
サッと出して、使い捨てれるのが便利でした。
ペイント編
- Primer
特に、色を大幅に塗り替える場合、一旦シロに戻し、新しい色が出やすい状態にするものです。用途に合ったプライマーを探しください。
- Paint
一番楽しいのはペイントの色選び。
とても重要なのは
ペイントは、小さなサンプルの紙で見るより、実際に大きな壁に塗った時、
2トーンほど明るく感じるということです。
そして、家の照明や日光の入り方によって色が変わります。
一番良いのは、まずサンプルで小さな缶を買い、壁に塗ってみると、失敗が防げます。
やすいペイントは水っぽく垂れやすかったりするので
なるべくクリーミーで少し値が張っても、良いものを買うと
垂れづらく、カバー力も優れ、使いやすいです。
まとめ
ペイント初心者の私が、右も左もわからない状態から家の内装を塗り替えました。
チェックリスト感覚で使っていただければ嬉しいです。
道具をきちんと揃えれば、意外と簡単にぬれました。
サンプルの紙よりも壁に塗ると本当に思ってたより2トーンくらい明るくなるのは
身をもって体験しました。笑
年数が経つと、綺麗に見えても意外と汚れてたのね、と思います。
塗りたての壁ほどフレッシュでスッキリするものはないですね。
これから、アメリカで初めてペイントをされるためのお役に立てましたでしょうか。