ディプロイメント

ディプロイを控えた家族へ:緊急時の連絡方法 赤十字の緊急連絡システムの使い方

ミリタリー, ミリ妻, ディプロイ, 連絡方法

この記事では、

米軍の夫(妻)がディプロイ中
家族に何らかの緊急事態があった場合
一体どうやって連絡を取れば良いのかをまとめます。

ディプロイメントって何?という方はまずこちらの記事からお読み下さい。



人命にかかわらない時の場合の連絡方法

今すぐ連絡したいけれど、連絡がつかない。
けれど生命を脅かすような事件ではない場合。

さて一体どうやって連絡をすればいいのか?

  • 夫(妻)の軍専用メールアドレスを控えておく。(メールで知らせる)
  • 夫(妻)のユニットや船等の住所を控えておく。(手紙で知らせる)
  • 同じ部署の奥さんから彼女の夫→自分の夫へ知らせてもらえるようメールを
  • Ombudsmanに連絡する。
    Ombudsmanとは、基本的に軍人の家族に割り当てられている役職。
    軍人と家族をつなぐ重要な役目を果たします。
    緊急事態時やどうしても夫に連絡をつけたい時、Ombudsmanに連絡すると
    様々なアドバイスがもらえます。
    定期的に家族へのミーティングも行われる場合もあり

ここまで、まずは基本を押さえました。


肝心の・・・

超緊急時にはどうやって連絡すればいいのか?

Red Crossのサービスを利用する

あの有名な赤十字です。
災害時やCPR訓練等だけでなく
ミリタリー関連のお手伝いもしている団体です。

Emergency Communicationsというページが設けられています。
365日、年中無休、24時間活動を行っています。

Red Crossがアメリカ軍人との架け橋となり、いざという時に連絡をとってくれます。


赤十字(Red Cross)の緊急連絡サービスの使い方

Red Cross Emergency Communicationsのスペシャリストに連絡をする。
(年中無休、24時間いつでも電話可能)

– 赤十字の電話番号:1-877-272-7337
– オンラインフォームはこちら

(*注意:あらかじめサイトに登録しておく必要あり。サインインが必要です。)


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オンラインフォームの詳しい進め方が公式サイトより動画になっています(英語)。


緊急連絡時に必要な情報は??

公式サイトには以下の情報が電話(1-877-272-7337)の際必要であると書かれています。

Service member information (軍人本人の情報)

  • Full legal name (オフィシャルなフルネーム)
  • Rank/rating (ランクとレート)
  • Branch of service (Army, Navy, Air Force, Marines, Coast Guard)(どこの軍に属しているか:陸軍、海軍、海兵隊、空軍、コーストガード)
  • Social Security number or Date of Birth (ソーシャルセキュリティーナンバーと生年月日)
  • Military unit address (ユニットの住所)*海軍の場合は船の住所
  • Information about the deployed unit and home base unit (for deployed service members only) (Deploy先のユニットの情報や属しているユニットの情報など)

Information about the emergency(どのような緊急事態かという情報)

  • Name and contact for the immediate family member experiencing the emergency (could be spouse, parent, child/grandchild, or grandparent)
    (緊急事態にさらされている家族 (子供、孫、祖父母、両親、配偶者)のコンタクト情報、名前など)
  • Nature of the emergency (どのような緊急事態か)
  • Where the emergency can be verified (hospital, doctors office, funeral home) (どこで緊急事態の詳細が確認できるのか: 病院・ドクターのオフィス・葬儀場など)

オンラインで記入の際も、電話で連絡の際もこれらの情報を集めてから連絡してください。


誰がこの緊急連絡サービスを利用できるのか?

  • On active duty in the Army, Marines, Navy, Air Force or Coast Guard
    (現役アメリカ軍人:陸軍、海兵隊、海軍、空軍、コーストガード)
  • An activated member of the Guard and Reserve of all branches of the U.S. Armed Forces
    (予備軍であっても任務に呼び出されて配置されているアメリカ軍人)
  • A civilian employed by or under contract to the Department of Defense and stationed outside the Continental United States
    (防衛省のコントラクトによりアメリカ本土以外で勤務している市民)
  • A cadet or midshipman at a service academy; ROTC cadet on orders for training
    (軍学校の候補生・士官候補生;命令による訓練中のROTC候補生)
  • A Merchant Marine aboard a U.S. Naval Ship
    (アメリカ海軍の船に乗船している業者)

知っておくべきこと

残念ながら、赤十字より連絡が取れたところで全ての決定権は上司・軍にあります。

ただし緊急事態時に軍人が帰ってこられるかどうかの決定を下す際の
とても重要な第三者からの情報になりますので、
家族からRed Crossへ連絡を入れることをオススメします。


実際にRed Crossに電話した実例

私の夫はDeploy中に祖父を亡くしました。
すぐさまRed Crossに電話をかけ、上記の情報を伝えました。
数時間後に上司より夫へそのことを伝えられたと聞きました。


また、看護師である義姉が祖父の亡くなった病院にいたため
彼女からもRed Crossに連絡をしていただきました。

後ほど電報を見せてもらいましたが
“病院で同席していたRN (正規看護師)の義姉からも死亡確認の連絡あり”と
信憑性を高める一文も添えられていました。


(もちろん医師の死亡確認あってのことですが、
死亡間もなかったので、医師からの書類をまだ出してもらえない状況だった)

祖父母の死の場合Emergency Leaveが
Deployされている真っ最中に認められるケースが非常に低く
ほぼ諦めていました。

ですが偶然にも船がアメリカ領土に寄港することになり、
寄港中に自費でお葬式へ行って、数日後の出航までに必ず帰ってくるのであれば
Leaveを認めるとの決定が下されたのでお葬式に出席することができました。


まとめ

使うことがないことが一番ですが
もしものために必ずDeploy前にはユニットの住所など必要な情報を集め
赤十字への連絡方法も目を通しておいてください。

アメリカ軍人関係者のためのEmergency Communicationの情報。

– アメリカ赤十字の電話番号:1-877-272-7337
– オンラインフォームはこちら

(*注意:あらかじめサイトに登録しておく必要あり。サインインが必要です。)