海外留学したいと思った事はありますか?
可愛い子には旅をさせろ
自分が親になって、この言葉の重みを知りました。
こんにちは、Yukaです。
私は18歳まで、普通に日本で過ごしていた純日本人です。
留学したい!という願望は、義務教育で英語を習い始めてからずっと抱いていました。
実際に行動に移すのには勇気と時間が必要でした。
この記事では、留学を実現してやるんだ!と
背中を押してくれた言葉をまとめていきます。
1)心を鬼にした母親の気持ち。
私の母親は
『お金は○○までしか出せん。つまり業者に払うお金はない。
自分でなんとかできるもんならしてみれば良い。』
と、私に全てをたくしてくれていました。
『自分でできないのであれば行かせない』
という心を鬼にしたメッセージでもありました。
でも『自分で出来るのであれば、やり通せば良い』
という賛成の意味も含まれていました。
留学するまでは、泣き寝入りすると、母親が助けてくれたり、
手出しをしてくれていました。
でもこればっかりは助けてもらえませんでした。
この『自分でなんとかでるもんならしてみれば良い』っという
突き放すような、でも心を鬼にして見守っているような発言。
母の勇気ある発言に背中を押されました。
英語の勉強に励み、業者を通してではなく、
諸手続きを全て自分で済ませました。
こうしてアメリカの大学に入学できたのです。
2) ずっと無口の反対をしつつ見守ってくれていた父親
異国の地へ、娘を行かせる事が相当辛かった様子。
口も聞かず、『アカン』の一言のみ。
自分が母親となった今、
私を単身海外へ送り出すことは
両親にとって本当に辛い決断だったと思います。
母親は上記で述べたように、『できるもんならやってみなさい』
という挑戦状を突きつけてきました。
父親はそれを黙って聞いているだけ。
随時、報告はしていましたが
合格通知が届き、ビザの申請を済ませ、住む場所も、全部決まった所で
正式に、『準備が整ったので行かせて欲しい』と
プレゼンか!って位の説得をしました。
ずっーーーと無口でずーーーーっと黙っていた父親が
『そこまでしたんやったら、もう、しゃーないやんか。』
と去って行きました。笑 (←やっぱり受け入れるのは簡単ではなかった様子)
『アカン』と反対されてからは、ずっと無口で、干渉してきませんでした。
今思うと、黙って見守ってくれてたんかな・・・と胸がイッパイになります。
子どもが、やりたい!と言った事に、
どこまで執着心をもってやってみせるか・・・を
見守ってくれてたんだなぁーと。
子育てをしていて思いますが、この『見守る』って結構難しいんです。
手伝ってあげたい。失敗しないようになんとかしてあげたい。
ってついつい手を出しちゃうんです。
だから、見守っていてくれた事には感謝しきれません。
3) 自分ですれば良いと言ってくれた留学斡旋業者の担当お姉さん
『自分でなんとかしなさい』と言われて留学の夢をかなえようともがいていた日々。
英語力も、普通の高校生レベルなので英語でのリサーチが苦になり
斡旋業者主催の『留学説明会』に行きました。
説得したい、という思いで母親も同行。
*ちなみにかなり有名な英会話学校の留学斡旋業者でした
お姉さん『こんにちは!留学されたいとの事ですね!コチラがパッケージプランになります』
私『え、申請だけで10万?たっか!!!!え、留学ってこんなに高いんですか?』
色々話すうちに、お姉さんと意気投合。
重い口を開いてくれました。
担当『私、実はアメリカに業者通して留学してたんです。その頃の学生ローン500万残ってますよ〜
だからこの仕事しながら、まだまだ返済中で〜す♪』
私『えwwww』
担当『だからね、本当にアメリカ留学を成功させたいなら自分でやっちゃいなさい!
本当に行きたい人はね、皆自分でやっちゃうよ。
って、斡旋業者の私が言うのもなんですがね(笑)』
このひょんな一言で、
『あ、そっか!業者を介さず自分でやってみれば熱意が伝わるかも』と気付く。
はい、単純です笑
このかたの一言のおかげで、背中をポーンと押されました。
『やってやろーじゃないか!』と燃えた18歳。
まとめ
親になって初めて、留学を反対したい気持ちがわかりました。
子どもが生まれた時、両親共々から洗礼を受けました。笑
私も夫クンもこれには苦笑い。
私に挑戦するという機会を与えてくれた両親には感謝しきれません。
可愛い子には旅をさせろ
自分が親になって、この言葉の重みを知りました。
将来じぶんの子どもにも同じように、挑戦の芽を摘み取らず
見守りながら、思いっきり挑戦させる。
そんな子育てをして行きたいと思いました。
そして失敗して帰って来た時は、受け止めてあげられる場所を確保しておく。
だから大丈夫だよ、思いっきり行って来てごらんと、
言える器の親に成長していきたいな〜
自分の留学実現を思い出しながら、こんな事を思うのでした。
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