はたらく

子育てはどう大変なの?『もし子どもが、会社の同僚だったら』で再現してみた

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子育てって大変大変って聞きますよね。

実際私も4歳以下が2人いるので、日々大変さを絶賛痛感中です。


子どもが生まれる前は『なんとなく大変なんだろうな〜』という想像の世界だけでした。


まだ独身の頃、会社の中で子育て中で急に休んだりしている人を見ると
『優遇されてるな〜』『しわ寄せは結局、子ナシの私たちにくるんだよなぁ〜』なんて
心の中でつぶやいていました。まだまだ青かったなと反省。


子育てってどう大変なのか?

分かりやすい例はないかと考えました。


考え抜いたすえ、『子どもが会社の同僚だったら』という設定で説明する事にします。

その1:一人ですれば5分。子どもとすると洗濯物をたたむのに30分以上

では、子どもを会社の同僚だとして考えます。
会議の資料を100人分コピーをとりました。


ページ数をそろえ、すべてきっちり整え、ホッチキスをします。
完成した資料を積んで山にし、後は会議開始を待ちます。


そこで例の同僚がやってきます。
会議開始の配布時、山をバッサリ崩します。


崩しただけで終わりません。
『ゴメンゴメン!拾うの手伝うよ』と例の同僚は手伝います。


そこであわてて持っていたコーヒーを資料にぶちまけてしまいました。
時間をかけて用意した資料は全滅です。


【解説】
畳んだ洗濯物は崩されます。
そしてあけっぱなしにしてしまっていた棚から
小麦粉をぶちまける。
全滅。洗い直し。
 
日中、こんなバトルが繰り広げられています。

その2:『おてちゅだいしゅる〜(お手伝いする)』の罠

では、子どもを会社の同僚だとして考えます。


部長『この案件キミに任せてもいいんだな?
明日必要な資料なんだ。田中に頼んでもいいんだけど。』


例の同僚『いいえ、私にまかせてください。明日には仕上げて提出します』
部長『頼んだぞ。明日取引先にだす資料なんだ』


—次の日—-
部長『昨日頼んだ資料、データが今年のじゃなくて去年のものだぞ!』
例の同僚『ギクッッ!!!!!!うっかり間違えてしまいました・・・』


【解説】
お手伝いしたすぎる時期が2歳半〜から始まりました。すべて自分でしたいのです。
『洗濯機に洗濯物を入れる』という作業を頼んだ所
脱いだばかりのオムツを洗濯機に入れてくれていました(笑)


洗い終わった洗濯物には無数の吸収剤が散乱。
キャ〜。
洗濯物すべてをパンパン叩き吸収剤を除く。


そして洗い直すという作業を自分でするハメに。
こんなハプニングが毎日何回も起きます。

その3:作業が進まない

では、子どもを会社の同僚だとして考えます。


メールの返信作業をしていました。
すると同僚がどうでも良い事を話しかけてきます。


例の同僚『ねーねー今忙しい?ちょっと話たいんだけど』
自分『今メールの返信途中なんだ、ちょっと待ってくれる?』


例の同僚『てかさー昨日言ったデパートで買ったクッキー美味しかったな。〇〇のクッキー食べた事ある?食べたい?』
自分『・・・・・』


例の同僚『ねえ聞いてる?』
自分『あ、ごめん、メール書いてる途中なんだけど・・・。』


【解説】
こんな同僚いるでしょうか(笑)
料理や洗濯はおろか、トイレに行く、という動物本来の欲求さえ満たす暇もなく
こどもがグイグイやってきます(笑)


『トイレ行ってからね』と言っても月齢が低いと通じません。
ちょっとお出かけしたい、ちょっとお化粧したい、
ちょっと凝った料理作りたいっていう”want”な要求はおろか。


トイレに行きたい、ごはんを食べたい、水をコップに入れて飲みたいっていう
動物が生きて行く上で必要な”need”な作業でさえ、作業の一旦停止を求められます。


会社で作業途中に中断されると、効率悪いですよね?


メール返信中に部長に呼ばれたら行かなければいけません。
それがたとえ『昨日の昼飯ウマかったな〜』という『今じゃないと駄目だった?』
っていうような発言であってもです。


子育て中、この『中断』はコンスタントに起こります。
すぐ出来る事でも、時間がかかる。


一日が終わると、『あれ、今日何してたっけ。なんか一つも進まんかったような・・・』という
不完全燃焼症状に陥るのです。


邪魔が入ると5分で返信できるメールが1時間後に後回しになっている・・・っていうあの感覚。

その4:皆で仲良くを知らない。

では、子どもを会社の同僚だとして考えます。


休憩時間、お土産のおかしを皆のために休憩室に置いておきました。


すると例の同僚が『うわ!なにそれ!美味しそう〜!食べようっと。』
一個。そしてまた一個。
まだ皆食べていないのに


全員分を一人で平らげてしまいました。


【解説】
『皆で仲良く』というの概念はなかなか難しいです。笑
シェアしようね、お友達に貸してあげようね。

それがなかなか難しい年齢なのです。

その5:”退社時間”がない。

では、子どもを会社の同僚だとして考えます。
退社時間の17時になりました。


自分『あ〜やっと帰れる!今日の夕飯何にしようかな〜。早く帰れるし映画でも借りてみようかな』とウキウキしています。


すると例の同僚『すいません・・・ミスっちゃったので一緒に作業手伝ってもらえませんか』と。
自分『やっと帰れる所だったけどしょうがないな・・・』


と、残念な思いを感じながら、手伝う事に。
コレが、毎日です。

たまにある出来事であれば、助け合いの精神で済む話。
それが毎日だと・・・『ねぇいい加減にしてくれる?』と言いたいところ。


【解説】
やっと終わった所なのに・・・
やっと掃除機かけ終わって、掃除機を片付けた瞬間、おやつがこぼれ粉々になる。


やっと片付けが終わって座った瞬間に、ジュースをこぼす。
やっと寝たところなのに、起こされる。


さぁ、この『やっと帰れると思った所を引き止められる』という悲しい経験
毎日です。規模は小さいですが、、、やっとこさ!って時に色々やらかされると
フラストレーションがたまります。

まとめ

子育ては本当に大変です。
子育てをするまで、聞いてはいたけどまさかここまでとは!と初めて痛感しました。


でも、ただの『大変自慢』にならないように、
わかりやすく相手に助けを求めるにはどうすれば良いのか?
具体的にどう困っているか?
具体的にどう大変だったのか?


こうやって具体的に見てみる事で、なんだか客観的にみることができますね。
それにしてもこの例の同僚。笑
突っ込みどころ満載。


世のお母さんお父さん、そして子育てに関わるみなさん。
日々おつかれさまです。
 


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