日常

Your English is very good!の悲しい現実に気付いてしまったとき

英語, your English is so good, your English is very good, 英会話, 勉強, 悩み

こんにちは、Yukaです。

今日は、意外とよく言われるけれど
実はあんまり褒められてないかもなワンフレーズ:
『Your English is very good』に触れて行こうと思います。


過去に書いた記事で
英語早期教育の問題点と母国語の土台の重要性について触れました。

英語を勉強・習得中、良く聞くフレーズ

『Your English is very good』
『あなたの英語はとても上手』、というこのフレーズ。


パっと見たら褒め言葉に聞こえます。

いや、確かに褒めてくれています。


嫌みでもありません。

でも、実は悲しい現実が含まれているフレーズなのです。

『Your English is very good』の何が問題なのか?

では、日本語で考えてみましょう。
日本人同士の会話の際、『日本語上手ですね』というフレーズは
一切聞かないですよね。


ましてや生粋の日本人に対して『日本語上手ですね』なんてもってのほか。


相手が普通に日本人であると、
『日本語』にフォーカスして会話は成り立っていないはずです。

会話のフォーカスは、その会話それぞれのトピック。
つまり『テニス』について話せば、フォーカスは『テニス』。

『テニス』の話をしているのに、会話のフォーカスは『日本語』とはなりませんよね?

Your English is so good』の本当の意味は?

『あなたの英語、とっても上手だね!』と言われるという事は
英語が母国語ではない事実がバレバレだという事。


悲しい現実です。

私は初めてこの事実に気付いた時
知りたくなかった・・・・と落ち込みました。


英語を学びたての頃は嬉しくて仕方なかった
“Your English is so good”という褒め言葉。


在米期間が長くなるほど、言われても全然嬉しくないと思うようになりました。

だからといって嫌みとはとらえない

日本でも、外国人の方が器用にお箸を使っていると
『うわ〜上手だね〜』と褒めるシーンを良くみかけます。

相手が30歳を過ぎた良い大人であっても、
『外国人がお箸を器用に使っている』だけで褒めます。


でも相手が日本人なら、
30歳をすぎてお箸が使えるからといって褒めてもらえないですよね。


きっと『Your English is very good』と言ってくれる人たちも
嫌な気持ちにさせる為に言ってはいないだろう。と心言い聞かせています。

が、やはり言われてもあまり嬉しくないのが本音。

いつまでたっても『外国人』止まり

日本でハーフタレントが注目を浴びています。
中には、日本で育ったことでウエンツ瑛士さんのように
日本語以外の言語を話せない人もいます。

ただ、外見は”ハーフ”なので
『日本語達者やな〜』とガヤ芸人から言われるシーンも見た事があります。


日本で生まれ育ち、日本の文化の中で日本人として暮らしていても
『日本語達者やな〜』と容姿のせいで言われてしまう。


それと同じで、私がアメリカに暮らし、英語も不自由なく扱っているつもりでも
やっぱり『英語上手だね〜』と言われる事で
『あ〜なんだか一生外国人扱いなのか・・・』と
空しくなる事もあるのは事実です。


悲しく、厳しく、むなしい現実に気付いてしまったときの


『Your English is very good.』は、

胸にすこ〜しチクンと突き刺さるのでした。


おうち英語教材